2017年 12月 09日
「あ」っと驚く、、、 |
あっと驚く。(いいものを見て感動する)
タメゴロウ、、、ではないのですよ。
アプリケ作家 宮脇綾子さんのことばたち。
・作ることより知ることが大事。
・日常見慣れているものをもう一度よく見直す。
・創作という転換装置によって日常が生き生きと彩りを放つ。
アプリケ作品を観て、キャプションを読んで、ふむふむ。
「特別でない日常がそこに見えるから共感する。」
そうです、そうです、そうなんです。
一人で観ているのに、解り合える友と観たような充実感。
清須市はるひ美術館で開催されていた「日常を綴る・宮脇綾子展」は、
充実の展示でした。
名古屋駅からJRで二駅、初めて降りた「清洲駅」から歩いて20分。
この微妙な距離感も、展示のスパイスだったかも。
宮脇綾子さんの作品を観ると、自分も「あ」のつく名前になりたいと思う。
アプリケ以上にサインの「あ」には、強烈な存在感がある。
染め布の「あ」、
木綿糸を束ねてステッチした「あ」、
絵を同じ布を細くして書いた「あ」、
「あ」コレクション。
中には、カタカナでフルネームで刺繍されたサインもあった。
それだけで、「あ」っと驚いてしまうのです。
「あ」は、とてもとてもいいものなのです。
ありがとう、綾子さん。
by kuragetabi
| 2017-12-09 19:45
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